苛斂誅求
読み方
かれん ちゅうきゅう意味
税金・年貢・金品などを、権力者が民衆からむごく厳しく取り立てること。転じて、立場の強い者が弱い者から容赦なく搾り取るように要求することをいう。由来
「苛斂」はむごく厳しく取り立てること、「誅求」は責め立てて求めること。中国古典漢文に見られる語構成に基づく成語だが、成立した正確な年代・出典は不明。日本では漢籍の受容を通じ、近世から近代にかけて政治批判の語として用いられた。備考
主に政治・歴史・経済批判で使う硬い表現。日常会話ではやや大げさに響くが、権力や制度による過酷な取り立てを強く非難する語。例文
- 重税に加えて臨時の負担まで課すとは、まさに苛斂誅求である。
- 領主の苛斂誅求に耐えかねた農民たちは、一揆を起こした。
- 不透明な手数料を次々に請求するその制度は、利用者への苛斂誅求に等しい。
- 歴史の授業で、悪政の典型として苛斂誅求が説明された。
- 市民生活を顧みない苛斂誅求の政治は、いずれ強い反発を招くだろう。
類義語
- 苛政猛虎
- 重税
- 搾取
- 収奪
- 暴政
対義語
- 軽徭薄賦
- 仁政
- 善政