芝蘭玉樹
読み方
しらん ぎょくじゅ意味
芝や蘭、玉の木のように気品高く美しいというたとえから、才能・人柄・育ちのよい、すぐれた子弟や青年をいう語。立派に成長してほしいと願う気持ちを込めて用いられることもある。由来
中国古典に由来する語。東晋の謝玄(4世紀)の言葉として伝わり、南朝宋の『世説新語』(5世紀前半ごろ)に見える。「芝蘭」と「玉樹」はいずれも高貴で美しいもののたとえで、すぐれた子弟が家に育つことを願う意味から生まれた。備考
日常会話ではやや古風で、文章語・賞賛表現として使われることが多い。主に子弟・青年の才能や品格をほめる語で、漢文調の格調を帯びる。例文
- 彼は学業にも人格にもすぐれ、まさに芝蘭玉樹と呼ぶにふさわしい青年だ。
- 名門の子弟が集まるその私塾では、芝蘭玉樹のような人材が多く育っている。
- 祖父は孫を見ながら、芝蘭玉樹のごとく立派に成長してほしいと語った。
- 礼儀正しく才気にもあふれる兄弟は、町内で芝蘭玉樹と評判である。
- 歴史小説では、その若君が芝蘭玉樹の人物として描かれている。
類義語
- 麟子鳳雛
- 麒麟児
- 英才
- 逸材
対義語
- 凡夫俗子
- 凡才
- 庸人
- 愚鈍