艱難辛苦
読み方
かんなん しんく意味
非常に苦しくつらい目に遭い、困難と苦労が重なること。「艱難」は困難、「辛苦」はつらい苦しみの意で、逆境の中で耐え忍び努力する状況を表す。個人の人生や事業、修行など幅広い文脈で用いられる。由来
漢語由来の四字熟語で、中国古典・漢文で用いられた語を日本語の語彙として取り入れたもの。「艱難(困難)」+「辛苦(つらい苦労)」の並置。成立年代の特定は難しく、日本での定着時期も明確ではない(漢籍受容の過程で広まったと考えられる)。備考
やや硬い書き言葉で、演説・文章・格言的表現に向く。日常会話では「大変だった」「苦労した」に言い換えられやすい。主に「艱難辛苦を(する/重ねる/乗り越える)」の形で使う。例文
- 留学生活では艱難辛苦を重ねたが、その経験が今の自信になっている。
- 創業当初は資金繰りが厳しく、まさに艱難辛苦の日々だった。
- 艱難辛苦を乗り越えてこそ、目標の達成に手が届く。
- 彼は艱難辛苦の末に研究を完成させ、学会で高く評価された。
- 災害の後、地域は艱難辛苦を味わったが、助け合いで復興へ進んだ。
類義語
- 苦心惨憺
- 艱苦奮闘
- 悪戦苦闘
- 艱難汝を玉にす
- 艱難辛労
対義語
- 平穏無事
- 安楽無事
- 一帆風順
- 順風満帆