至上命令
読み方
しじょう めいれい意味
他のすべてに優先して必ず実行しなければならない命令・方針・課題のこと。「最優先事項」「絶対に守るべきルール」のように、従わないことが許されない強い拘束力を含む。政治・軍事・企業などで、組織の行動原理として掲げられる場合に用いられる。由来
「至上(これ以上ないほど上位・最高)」+「命令(従うべき指示)」の複合語。特定の故事来歴をもつ成句というより、近代以降の日本語で確立した語で、いつの時代に定着したかは明確でない。近代的な組織運営・軍事/政治の文脈で「絶対遵守の指令」を表す語として用いられてきた。備考
硬い語で、方針や課題を「絶対最優先」と強調する場面に適する。日常会話では「最優先」「絶対に必要」の方が自然。皮肉や批判(例:利益至上)にも使われる。例文
- 安全確保は現場の至上命令だ。
- 顧客情報の保護は企業にとって至上命令である。
- 災害時は人命救助が至上命令となる。
- 納期厳守を至上命令にして、工程を組み直した。
- その政権にとって支持率回復が至上命令だった。
類義語
- 最優先
- 絶対命令
- 至上課題
- 至上目標
- 最重要事項
対義語
- 任意
- 自由裁量
- 随意