自給自足
読み方
じきゅう じそく意味
生活に必要な食料や物資などを、外部からの援助や購入に頼らず、自分たちで生産・調達してまかなうこと。転じて、他人や組織に大きく依存せず、自力で生活や活動を成り立たせることもいう。由来
『自給』(自分でまかなうこと)と『自足』(それで足りること・自分で足りること)を重ねた漢語です。中国古典に固定した四字熟語としての明確な典拠ははっきりせず、正確な初出は未詳ですが、日本では少なくとも明治後期〜大正期(19世紀末〜20世紀初頭)には、農業・経済・生活論の文脈で広く使われるようになりました。備考
文字どおりの生活様式だけでなく、食料・エネルギー・地域経済にも使う語。現代では完全な自給自足より、『自給自足に近い暮らし』のように程度を添えて使うことが多い。例文
- 祖父母は畑仕事と養鶏を中心に、自給自足の暮らしを続けている。
- 震災をきっかけに、わが家では自給自足に近い生活を目指して家庭菜園を始めた。
- その村では、米や野菜を地域内でまかなう自給自足型の農業が見直されている。
- 彼は都会を離れ、山あいで自給自足しながら創作活動をしている。
- 食料安全保障の観点から、主要作物をどこまで自給自足できるかが重要な課題となっている。
類義語
- 自活
- 自立
- 自力更生
対義語
- 依存
- 他力本願
- 外部依存