自画自賛
読み方
じが じさん意味
自分で自分の作品・能力・行為などをほめること。また、自分を持ち上げて自慢すること。もとは、自分で描いた絵に自分で賛文を書き添えることを指したが、現在は一般にやや批判的な意味で使われる。由来
もとは書画の世界の語で、自分で描いた絵に自分で「賛(その絵や題材をたたえる文)」を書くことを意味した。成立時期の厳密な特定は難しいが、中国の書画文化を背景にし、少なくとも宋〜元代(10〜14世紀ごろ)にはその発想が見られる。日本でも中世以降に用いられ、後に比喩的に「自分で自分をほめること」の意になった。備考
現代では多くの場合、やや否定的に使う。もとの書画用語としては必ずしも悪い意味ではないが、日常語では「自慢しすぎ」のニュアンスが強い。例文
- 彼は会議のたびに自分の案を自画自賛して、周囲をうんざりさせる。
- 新商品の説明会で自画自賛ばかりしていると、かえって説得力を失う。
- 彼女のスピーチは成果の報告というより、自画自賛に聞こえてしまった。
- 多少の自信は大切だが、度を超えた自画自賛は反感を招きやすい。
- 受賞後のインタビューでは、自画自賛と受け取られないよう感謝の言葉を先に述べた。
類義語
- 手前味噌
- 自己賛美
- 自慢
- 自己陶酔
対義語
- 謙遜
- 謙虚
- 自省
- 自己反省