自己陶酔
読み方
じこ とうすい意味
自分自身にうっとりして、能力・容姿・考えなどを過度に高く評価し、満足感に浸っていること。周囲の評価や客観性よりも自己への愛着が強くなり、言動が独りよがりになりやすい状態をいう。由来
「自己(じこ)」は自分自身、「陶酔(とうすい)」は酒に酔うように心が心地よく高揚し、我を忘れること。両語を組み合わせた語で、古典由来の成句というより近代以降の漢語的表現として定着した(成立時期の正確な年は不明だが、概ね近代〜現代)。備考
やや否定的・批判的に使われることが多い。人を評する際は言い過ぎに注意。文学・芸術の「陶酔」とは区別される場合がある。例文
- 彼は成功談を語り続け、完全に自己陶酔していた。
- 自己陶酔の文章にならないよう、第三者の視点で推敲した。
- SNSで称賛されるたびに、彼女の自己陶酔は強まっていった。
- 自己陶酔に浸っていると、チームの課題が見えなくなる。
- 監督は『自己陶酔は禁物だ』と選手に釘を刺した。
類義語
- 自画自賛
- 自惚自慢
- 得意満面
- 有頂天
- ナルシシズム
対義語
- 冷静沈着
- 客観視
- 泰然自若
- 平常心