自己矛盾
読み方
じこ むじゅん意味
自分の言動・主張・考え方の中で、前後のつじつまが合わず、同じ人(自分)が同時に両立しないことを言ってしまっている状態。また、そのような言動・主張。論理的に整合しないことを指す。由来
「自己(自分自身)」と「矛盾(つじつまが合わず成り立たないこと)」を組み合わせた語。典拠となる特定の漢籍や故事は明確ではない(不詳)。一般に「矛盾」は中国・戦国時代の『韓非子』の説話(盾と矛の話)に由来し、その概念を近代以降の日本語で「自己」に結び付けて四字熟語化した語とされる。成立年代の確定は難しい。備考
「自己矛盾」は主張・論理の不整合を指す硬めの語。人への人格攻撃ではなく、発言や論理の矛盾点を具体的に示して用いるとよい。口語では「矛盾してる」が多い。例文
- 彼の説明は前半と後半で食い違っており、自己矛盾に陥っている。
- 『自由にしてよい』と言いながら細かく命令するのは自己矛盾だ。
- 自己矛盾した証言が多く、供述の信用性は低いと判断された。
- その政策は目的と手段がかみ合わず、自己矛盾を抱えている。
- 彼女は自分の理想と現実の行動の自己矛盾に気づいて落ち込んだ。
類義語
- 自家撞着
- 矛盾
- 自己撞着
- 前後矛盾
対義語
- 首尾一貫
- 終始一貫
- 整合一貫
- 前後一致