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自己中心

読み方

じこ ちゅうしん

意味

自分を物事の中心に置き、自分の利益・感情・都合を優先して考え、他人の立場や気持ちへの配慮が不足していること。また、そのような考え方や態度。

由来

中国古典の故事成語ではなく、「自己」と「中心」を組み合わせた近代日本語の漢語表現です。西洋の心理学・倫理学でいう self-centered/egocentric に対応する語として、明治後期から大正期(1890年代〜1920年代ごろ)に広まったと考えられます。正確な初出年は未詳です。

備考

中国故事由来の成語ではなく、近代に定着した漢語表現。単独でも使うが、日常では「自己中心的」の形がより一般的で、会話では俗に「自己中」と略される。

例文

  • 自己中心の考え方では、よい人間関係は築きにくい。
  • 彼は自己中心に見られないよう、まず相手の意見を聞くようにしている。
  • 若いころの私は自己中心で、周囲への配慮が足りなかった。
  • 組織の運営に自己中心が入り込むと、公平さが失われやすい。
  • その物語は、主人公が自己中心を乗り越えて成長する姿を描いている。

類義語

  • 自分本位
  • 利己的
  • 独善的
  • 唯我独尊
  • 身勝手

対義語

  • 利他主義
  • 他者本位
  • 協調精神
  • 思いやり

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