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脚下照顧

読み方

きゃっか しょうこ

意味

自分の足元(立場・言動・現状)をよく見つめ、軽率な行いを戒めて省みること。まず身近なところを整え、他人や外部を論じる前に自分自身を反省せよ、という教え。

由来

禅宗(仏教)の語で、「脚下」は自分の足元、「照顧」は照らして振り返り、よく顧みる意。坐禅や日常の修行で自己を省察する訓戒として用いられたとされる。成立年は諸説あり、特定の年・時代は不詳(中国禅林の語として伝わり、日本でも禅語として定着)。

備考

禅語としての響きが強く、自己反省・身を慎む文脈で用いる。「足元を見る」などの俗語より硬めの表現。対人批判の前置きとしても使える。

例文

  • 部下の失敗を責める前に、まず脚下照顧して自分の指示の出し方を見直した。
  • 議論が熱くなるほど、脚下照顧の姿勢で言葉遣いと根拠を確かめたい。
  • 他人の噂話に乗るより、脚下照顧して自分の生活を整えなさい。
  • SNSで批判を書く前に脚下照顧し、同じことを自分はしていないか考えた。
  • 勝って驕ると足元をすくわれる。脚下照顧を忘れずに次戦へ備える。

類義語

  • 反求諸己
  • 内省反省
  • 自省自戒
  • 初心忘るべからず

対義語

  • 唯我独尊
  • 傍若無人
  • 自画自賛

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