背水之陣
読み方
はいすい の じん意味
退路を断って、失敗すれば滅びるという極限の状況に自ら身を置き、必死の覚悟で戦う(物事に当たる)こと。追い込まれた状態で全力を尽くす、またはあえて自分を追い込んで勝機を得る意も含む。由来
中国・前漢の武将、韓信が趙との戦いで兵を川を背にして布陣し(背水)、退却できない状況を作って兵の士気を高め勝利したという故事に由来する。具体的な年は史書上の記述に基づくが、一般には前漢(紀元前3世紀末〜紀元前2世紀頃)の出来事とされる。備考
「背水の陣」とも言う。成功のために自ら退路を断つ強い決意を表すが、無謀な賭けを美化しすぎないよう文脈に注意。ビジネスや受験など比喩的にも用いる。例文
- この新規事業は背水之陣で臨むしかない。
- 背水之陣の覚悟で受験勉強に打ち込んだ。
- 退路を断つために会社を辞め、背水之陣で起業した。
- 時間も予算も限られ、背水之陣のプロジェクトになった。
- 彼は背水之陣で交渉に臨み、条件を引き出した。
類義語
- 決死覚悟
- 一か八か
- 背水の戦い
- 破釜沈舟
対義語
- 余裕綽綽
- 安全第一
- 用意周到