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群集心理

読み方

ぐんしゅう しんり

意味

多くの人が集まったとき、個々人の判断や感情が周囲の雰囲気に影響され、同調・興奮・恐怖などが増幅して集団として特有の行動を取りやすくなる心理状態。冷静さを欠いた判断や、流行・デマの拡散につながることもある。

由来

社会心理学で用いられる「群衆(群集)の心理」を表す語として成立した四字語。特定の古典成句に由来するというより近代以降の学術・報道語に近い。概念としては19世紀末(1895年、ル・ボン『群衆心理』)などの影響が知られるが、日本語としての成立年代は不詳。

備考

四字熟語というより一般名詞に近い語。学術・報道・日常会話で広く使うが、他者を一方的に非難する文脈では配慮が必要。

例文

  • 群集心理にのまれて、普段ならしない行動を取ってしまった。
  • 災害時は群集心理で不安が広がりやすいので、公式情報を確認したい。
  • SNSでも群集心理が働き、根拠の薄い噂が一気に拡散することがある。
  • セール会場では群集心理が購買意欲を刺激し、衝動買いが増える。
  • 群集心理を利用した扇動は危険だから、距離を置いて冷静に判断しよう。

類義語

  • 同調圧力
  • 集団心理
  • 群衆心理
  • 衆人環視

対義語

  • 冷静沈着
  • 泰然自若
  • 独立独歩

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