美意延年
読み方
びい えんねん意味
心を楽しく穏やかに保ち、物事に満足していれば、自然に健康が保たれ寿命も延びるということ。精神的な安らぎや前向きな心持ちが長生きにつながる、という養生・人生観を表す四字熟語。由来
中国戦国時代末期の思想書『荀子』致士篇に見える「得衆動天、美意延年」に由来するとされる。成立は紀元前3世紀ごろ。ここでの「美意」は心を楽しませ満ち足りた状態にすること、「延年」は寿命を延ばすことをいう。備考
日常会話ではやや硬く、祝辞・長寿祝い・養生論などで用いられることが多い。単なる長寿より、心の持ち方を重んじる表現。例文
- 祖父は毎朝庭の花を眺めて笑顔で過ごしており、まさに美意延年の暮らしだ。
- 仕事を退いた後は、趣味の絵と友人との語らいを楽しみ、美意延年を心がけたい。
- 医師は、食事や運動だけでなく、心の安定も美意延年には大切だと話した。
- 不平不満ばかり抱えるより、小さな幸せを喜ぶ姿勢こそ美意延年につながる。
- 彼女の長寿の秘訣を尋ねると、「よく笑い、くよくよしないこと」と答え、美意延年そのものだった。
類義語
- 延年益寿
- 不老長寿
- 健康長寿
- 長生久視
対義語
- 意気消沈
- 失意落胆