漢字辞典.com

罵詈雑言

読み方

ばり ぞうごん

意味

ひどい悪口やののしりの言葉を、次々と浴びせたり並べ立てたりすること。「罵詈」も「雑言」もともに悪口を意味し、相手を強く傷つける乱暴な言葉全般を指す。発言内容にも、そのようにののしり続ける行為にも使われる。

由来

「罵詈(ののしること)」と「雑言(さまざまな悪口)」を重ねた漢語表現。中国由来の語で、厳密な初出年は不明。日本では漢文・仏典語彙の受容を通じて定着したと考えられ、遅くとも中世〜近世(およそ鎌倉〜江戸期)には理解される表現になっていたとみられる。

備考

やや硬い文章語で、日常会話では「悪口を浴びせる」と言い換えることも多い。強い非難を含むため、相手の発言態度や議論の低さを厳しく批判する場面で使われる。

例文

  • 会議で罵詈雑言を浴びせても、問題の解決にはならない。
  • 匿名のSNSには、選手に向けた罵詈雑言が書き込まれていた。
  • 彼は失敗した部下を罵詈雑言で責め立て、周囲を凍りつかせた。
  • どんなに腹が立っても、罵詈雑言に頼らず冷静に意見を述べるべきだ。
  • 演説は政策論より相手への罵詈雑言ばかりで、聴衆は失望した。

類義語

  • 悪口雑言
  • 罵倒中傷
  • 悪口
  • ののしり

対義語

  • 称賛
  • 賛辞
  • 和顔愛語

この四字熟語に含まれる漢字

同じ漢字を含む四字熟語