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繁文縟礼

読み方

はんぶん じょくれい

意味

規則・手続き・礼儀作法などが必要以上に細かく複雑で、実際の目的を妨げるほど煩わしいこと。特に、形式や前例を重んじすぎて、物事が円滑に進まない状態を批判的にいう。

由来

中国由来の漢語。「繁文」は多すぎて煩雑な規則・条文、「縟礼」はこまごまと飾り立てた礼式を指す。両者を重ねて、過度に複雑な規則や儀礼をいう語になった。日本での正確な初出年は不詳だが、漢籍・漢文調の語として近世以降の文献で用いられ、近代以降にも行政・組織批判の語として定着した。

備考

硬い文章語で、日常会話では「手続きが煩雑」「形式ばっている」と言うことが多い。行政・会社・儀式への批判に使われやすい。

例文

  • 新制度の目的はよいが、申請書類が多すぎて繁文縟礼に陥っている。
  • 会議では本質的な議論よりも、挨拶や承認手続きなどの繁文縟礼に時間を取られた。
  • 海外企業から見ると、日本の契約手続きは繁文縟礼に見えることがある。
  • 改革の第一歩は、現場を疲弊させている繁文縟礼を取り除くことだ。
  • 昔ながらの繁文縟礼を守るだけでは、急速に変化する社会に対応できない。

類義語

  • 繁文縟節
  • 煩文縟礼
  • 形式主義
  • 過剰儀礼
  • 煩瑣な手続き
  • お役所仕事

対義語

  • 簡素
  • 簡略
  • 簡潔明瞭
  • 単純明快
  • 簡素化

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