縦横捭闔
読み方
じゅうおう はいこう意味
思いのままに策をめぐらし、巧みな弁舌や駆け引きによって相手を説得したり、世論や情勢を動かしたりすること。特に政治・外交・交渉などで、相手の心を開かせたり閉ざさせたりしながら自在に操るような活動をいう。由来
中国・戦国時代(紀元前5〜前3世紀ごろ)の遊説家・縦横家の術に由来する語。「縦横」は合従連衡など南北・東西に策を巡らすこと、「捭闔」は『鬼谷子』捭闔篇に見える語で、「捭」は開く、「闔」は閉じる意。相手の心や議論を開閉させる弁論術を表した。備考
日常会話ではかなり硬い表現。弁論や交渉の巧みさを褒める場合もあるが、策謀・操縦というやや含みのあるニュアンスを帯びやすい。例文
- 彼は各国の代表を相手に縦横捭闔し、ついに合意文書の採択へ持ち込んだ。
- 選挙参謀はメディア対応から根回しまで縦横捭闔して、劣勢だった候補を勝利に導いた。
- 社長は取引先や銀行との交渉で縦横捭闔し、会社の危機を乗り切った。
- あの評論家は討論番組で縦横捭闔し、相手の主張の弱点を巧みに突いていく。
- 戦国時代の遊説家たちは、諸侯の利害を読みながら縦横捭闔して勢力図を変えた。
類義語
- 縦横無尽
- 機略縦横
- 権謀術数
- 合従連衡
- 弁舌巧み
対義語
- 無為無策
- 優柔不断
- 口下手