緩急自在
読み方
かんきゅう じざい意味
物事の進め方や調子を、状況に応じて「緩(ゆるやか)」にも「急(きゅう)」にも自在に切り替えられること。仕事や話し方、攻守の展開などで、速度・強弱・間合いを巧みに調整し、最適なタイミングで動くさまをいう。由来
「緩」と「急」(ゆるやか/はやい)という対概念に、「自在」(思いのまま)を組み合わせた語。特定の古典の一句に由来することははっきりせず、成立時期も不詳だが、漢語的な構成のため近代以降(明治~昭和期)に文章語として定着したと考えられる。備考
人の話術・仕事術・戦術など「運びの巧さ」を褒める語。口語でも使えるがやや文章語寄り。「緩急をつける」より高度で自在さを強調する。例文
- 彼のプレゼンは緩急自在で、聴衆の集中が途切れない。
- 交渉では、強く出る場面と引く場面を緩急自在に使い分けた。
- 監督は試合展開に合わせて緩急自在に攻め方を変え、流れを引き寄せた。
- この小説は緩急自在の構成で、静かな描写から一気にクライマックスへ駆け上がる。
- 新人ながら、彼女は会議の空気を読み、発言の間合いを緩急自在に調整していた。
類義語
- 臨機応変
- 融通無碍
- 自由自在
- 機に臨み変に応ず
対義語
- 一律一様
- 画一的