綱挙目張
読み方
こうきょ もくちょう意味
物事の大本や要点をしっかり押さえれば、細かな部分は自然に整い、全体がうまくまとまるということ。網の大綱を持ち上げると網目全体が張ることにたとえる。由来
古代中国の成語。戦国末期、紀元前239年ごろ成立の『呂氏春秋』「用民」に見える「壹引其綱、萬目皆張」(一たびその綱を引けば、万の目みな張る)に基づくとされる。後漢末の鄭玄『詩譜序』の「挙一綱而万目張」も典拠として知られる。備考
日常会話よりも文章語・評論・ビジネス文書で使われる硬い表現。物事の「根本・大綱」を重視する文脈に適する。例文
- 新制度の設計では、細則より先に理念を定めることが綱挙目張につながる。
- プロジェクト管理は、目的と責任範囲を明確にすれば綱挙目張で進めやすい。
- 社長は中期方針だけを示したが、各部門は綱挙目張のように具体策を整えた。
- 文章を書くときは、最初に論旨を立てると綱挙目張で構成がまとまる。
- 教育改革も、育てたい人材像を共有できれば綱挙目張で施策が整理される。
類義語
- 提綱挈領
- 要点把握
- 大綱把握
- 要領を得る
対義語
- 本末転倒
- 枝葉末節
- 支離滅裂
- 無秩序