経天緯地
読み方
けいてん いち意味
天下を治め、国家や社会を秩序立てて運営すること。また、そのような壮大な構想力や優れた政治的才能をもつこと。「天を経とし、地を緯とする」ほどの大きな働きをたとえる。由来
「経」は縦糸、「緯」は横糸の意で、天と地を織物のように整えるという比喩に基づく。原型は中国古典『春秋左氏伝』昭公二十八年の「経緯天地曰文」などに見え、成書は戦国時代ごろ(紀元前4世紀前後)とされる。備考
日常会話ではまれで、文章語・漢文調の硬い表現。主に政治家・指導者・思想家などの大きな才覚を称える文脈で使う。例文
- 彼は経天緯地の才をもって、混乱した国政を立て直した。
- 創業者の経天緯地の構想が、現在の巨大企業の礎となった。
- 経天緯地を論じるだけでなく、現場の小さな課題にも目を向けるべきだ。
- その宰相は経天緯地の人物として、後世まで語り継がれている。
- 若き改革者に経天緯地の志があることを、人々は次第に認め始めた。
類義語
- 経国済民
- 経世済民
- 治国安民
- 経綸天下
対義語
- 無為無策
- 無能無才
- 浅学非才