紆余曲折
読み方
うよ きょくせつ意味
物事がまっすぐには進まず、途中でさまざまな事情や変化、回り道を重ねること。また、そのような複雑な経過。もとは道などが曲がりくねる意で、そこから計画・交渉・人生などが簡単には運ばないさまを表す。由来
中国古典に由来する漢語表現と考えられるが、四字熟語としての明確な初出や成立年は未詳。中国古代にさかのぼる語感をもち、『紆余』は曲がりくねること、『曲折』は折れ曲がることを表す。これらを重ねて、道や物事の進み方が入り組んでいる意となり、日本でも古くから文章語として用いられてきた。備考
主に比喩的に、計画・交渉・人生などの複雑な経過を述べるときに使う。『紆余曲折を経て』『紆余曲折の末』の形が多い。文章語寄りだが会話でも通じる。例文
- 新製品の開発は紆余曲折を経て、ようやく発売にこぎつけた。
- 二人は紆余曲折の末に結婚した。
- その法案は紆余曲折があったものの、最終的には可決された。
- 彼の作家デビューまでの道のりは、まさに紆余曲折だった。
- 交渉は紆余曲折をたどったが、双方が譲歩して合意に至った。
類義語
- 曲折多端
- 波瀾万丈
- 山あり谷あり
- 一筋縄ではいかない
対義語
- 順風満帆
- 一帆風順
- 順調
- すんなり