粗製濫造
読み方
そせい らんぞう意味
品質を十分に考えず、粗末なものをむやみに大量につくること。また、そのように作られたものをいう。転じて、内容をよく吟味せず、似たような作品・記事・企画などを次々と生み出すことにも使う。由来
「粗製(粗末に作ること)」と「濫造(むやみに多く作ること)」を組み合わせた漢語表現。中国近代語にも見られ、日本語では近代以降、工業製品や出版物の質の低い大量生産を批判する語として定着した。正確な初出年は不詳だが、明治末〜昭和初期ごろには一般化したと考えられる。備考
強い否定的評価を含む語。もとは製品や出版物について多く使うが、近年は動画・記事・コンテンツなど無形のものにも広く用いられる。人に直接向けると非難が強い。例文
- コスト削減ばかりを優先した結果、安価な商品が粗製濫造されるようになった。
- 似たような記事を粗製濫造しても、読者の信頼は得られない。
- 評論家は、その映画会社が流行を追って青春映画を粗製濫造していると批判した。
- 戦後の需要増に合わせて建てられた住宅の中には、粗製濫造といえるものも少なくなかった。
- 彼は投稿数を増やすより、粗製濫造を避けて一本ずつ丁寧に動画を作っている。
類義語
- 乱造
- 濫作
- 粗雑
- 拙速
対義語
- 少数精鋭
- 精選吟味
- 丹精込める