粒粒辛苦
読み方
りゅうりゅう しんく意味
米粒一つ一つを作るのにも大変な苦労があることから、物事を成し遂げるまでに重ねる細かな努力や、長い時間をかけた苦心・苦労をいう。成果の陰にある地道な労苦を強調する語。由来
中国古典に由来する語で、「粒粒」は米などの粒を一つ一つ、「辛苦」はつらい苦労の意。農作の苦労を念頭に、わずかな成果にも多大な労があることをたとえた。日本での定着時期の正確な年代は不詳(漢籍受容以降)。備考
「米一粒の尊さ」「努力の積み重ね」を語る場面で用いる。農作物だけでなく学業・仕事にも比喩的に使える。やや硬い文章語。例文
- 祖父は、米一粒にも粒粒辛苦があるのだから粗末にするなと言った。
- 研究の成果は、日々の実験と記録という粒粒辛苦の積み重ねだ。
- 職人の技は一朝一夕では身につかない。まさに粒粒辛苦である。
- 彼女の合格は才能だけでなく、地道な粒粒辛苦の賜物だ。
- 収穫祭では、粒粒辛苦に感謝して新米を分かち合った。
類義語
- 刻苦勉励
- 艱難辛苦
- 苦心惨憺
- 精励恪勤
- 勤倹力行
対義語
- 一朝一夕
- 一獲千金