粉骨砕身
読み方
ふんこつ さいしん意味
骨を粉にし、身を砕くほど、力の限り懸命に働いたり努力したりすること。自分を惜しまず、ある目的や他者のために全力を尽くす、非常に強い献身や奮闘の気持ちを表す。由来
中国の仏教・禅の表現に由来するとされ、宋代(10〜13世紀ごろ)の禅籍に見られる語です。骨を粉にし、身を砕いてもなお足りないほど尽くす、という強い言い回しから、日本では「身を惜しまず懸命に尽くすこと」の意味で定着しました。正確な初出年は未詳です。備考
文章語でやや硬い表現。「粉骨砕身して〜する」の形で、仕事・奉仕・研究などへの献身的努力を強く表す。日常会話では「身を粉にする」と言い換えることも多い。例文
- 彼は会社の再建のために粉骨砕身して働いた。
- 監督は、目標達成には粉骨砕身の努力が必要だと選手たちに語った。
- 地域の復興に粉骨砕身する人々の姿が、多くの共感を集めた。
- 師の期待に応えるため、彼女は粉骨砕身して研究に打ち込んだ。
- 公に仕える者は、私利私欲を離れて粉骨砕身すべきだという考えもある。
類義語
- 身を粉にする
- 獅子奮迅
- 一意専心
- 滅私奉公
- 尽力
対義語
- 無為徒食
- 怠惰
- 安逸