竹林七賢
読み方
ちくりん しちけん意味
中国・魏晋時代に、俗世の名利や政治的束縛を避け、竹林に集まって清談・詩文・酒を楽しんだとされる七人の賢人。転じて、世俗を離れて自由な精神で交わる文人・知識人の集まりを指すこともある。由来
3世紀の中国、魏末から西晋初期に実在した阮籍・嵆康・山濤・劉伶・阮咸・向秀・王戎の七人に由来する。彼らが竹林に集って老荘思想を語り、酒や文芸を楽しんだ故事が、南朝宋(5世紀)の『世説新語』や唐代(7世紀)の『晋書』などで伝えられた。備考
本来は中国史上の人物群を指す固有名詞。日常会話では比喩的・文芸的に用いられ、やや教養語。酒や隠逸、老荘思想のイメージを伴う。例文
- 彼らの読書会は、世俗の評価を気にしない竹林七賢のような雰囲気がある。
- 魏晋の文化を学ぶ授業で、竹林七賢と老荘思想の関係について発表した。
- 教授は退職後、仲間と山荘に集まり、まるで竹林七賢のように詩と酒を楽しんでいる。
- 権力に迎合しない姿勢から、彼は現代の竹林七賢になぞらえられた。
- 美術館では、竹林七賢を題材にした中国絵画の特別展が開かれている。
類義語
- 竹林の七賢
- 七賢
- 竹林名士