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窮途末路

読み方

きゅうと まつろ

意味

行き詰まって逃げ道や解決策がなく、どうにもならない状態に追い込まれること。また、物事や人の運命が衰え、最後の破滅や終局に近づいているさまをいう。

由来

「窮途」は道が尽きること、転じて困窮して行き場のない状態。「末路」は道の終わり、転じて人や物事の最後の運命を表す。二語を重ねて意味を強めた漢語で、中国古典に由来する語彙を背景にするが、四字成語としての成立時期・初出年は不詳。日本では近代以降の漢語表現として定着した。

備考

やや硬い書き言葉で、政治・企業・人生の破滅的状況に用いられる。日常会話では「行き詰まり」「八方塞がり」の方が自然な場合も多い。

例文

  • 資金も人材も尽き、会社は窮途末路に追い込まれた。
  • 不正が次々に明るみに出て、彼の政治生命は窮途末路を迎えた。
  • 交渉の道がすべて閉ざされ、チームは窮途末路の状況にあった。
  • 窮途末路に立たされても、彼女は最後まで解決策を探し続けた。
  • かつて栄えた一族も、内紛と浪費によって窮途末路に陥った。

類義語

  • 絶体絶命
  • 進退維谷
  • 四面楚歌
  • 八方塞がり
  • 万事休す

対義語

  • 前途洋洋
  • 前途有望
  • 順風満帆
  • 一路順風

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