空前絶後
読み方
くうぜんぜつご
意味
これまでに前例がなく、今後も同じことが起こらないと思われるほど、極めて珍しく規模や程度が並外れていること。
由来
「空前」は“前に空(むな)しい=前例がない”、「絶後」は“後に絶つ=後にも起こらない”の意。中国古典由来の漢語表現が基になり、特定の成立年・時代は不詳だが、近代以降の文章語として定着した。
備考
誇張表現として広告・口語でも多用。客観的事実より「並外れている」強調に使われやすい。名詞を修飾して用いることが多い(空前絶後の~)。
例文
- 彼の記録は空前絶後の大記録として語り継がれている。
- 空前絶後のセールだという宣伝文句にひかれて店へ向かった。
- その災害は空前絶後の被害をもたらし、復興には長い年月を要した。
- 空前絶後の人気でチケットが即日完売した。
- 空前絶後の発想で業界の常識を覆した。
類義語
- 前代未聞
- 未曾有
- 稀代未聞
- 天下無双
- 史上空前
- 類例なき
対義語
- 平凡無奇
- ありふれた
- 前代未聞(※反対語として用いられることもあるが語義は近い場合あり)