秀色可餐
読み方
しゅうしょく かさん意味
すぐれた美しさは食べ物の代わりになるほど人を楽しませ、満足させるという意味。もとは美しい女性の容貌をほめる語だが、のちに美しい景色や風物についても、見ているだけで心が満たされるほど美しいことを表す。由来
中国・西晋の詩人、陸機の楽府詩「日出東南隅行」にある「鮮膚一何潤、秀色若可餐(美しい肌はなんとうるおい、その美しさは食べられそうなほどだ)」に由来する。西晋時代、3世紀末〜4世紀初めごろの表現とされる。備考
やや文語的・漢文調の表現で、日常会話ではあまり使われない。女性の容貌を評する場合は、文脈によっては古風・鑑賞的に響くため注意。例文
- 湖畔に立つ彼女の姿は、まさに秀色可餐というほかない美しさだった。
- 春の山里は花と若葉に包まれ、秀色可餐の眺めが広がっていた。
- 夕日に染まる海岸線は秀色可餐で、誰もがしばらく言葉を失った。
- その女優は古典的な気品を備え、舞台に現れるだけで秀色可餐の趣があった。
- 旅先で出会った渓谷の紅葉は秀色可餐で、疲れも空腹も忘れて見入ってしまった。
類義語
- 容姿端麗
- 眉目秀麗
- 明眸皓歯
- 国色天香
- 風光明媚
- 山紫水明
対義語
- 醜悪
- 殺風景
- 見るに堪えない