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神通自在

読み方

じんつう じざい

意味

仏・菩薩・仙人などが、神通力という超自然的な力を思いのままに発揮できること。転じて、非常にすぐれた力や技を用いて、何事も自由に操れるさま、意のままにできるさまもいう。

由来

「神通」は仏教語で、仏・菩薩・阿羅漢などの超自然的能力を指す語。「自在」は思いのままであること。中国訳仏典に見られる仏教語彙をもとに成立した表現で、成立時期はおおむね3〜7世紀ごろと考えられる。日本では仏教受容後、平安期以降に用例が見られるが、正確な初出年は不詳。

備考

仏教由来の語で、現代では日常会話より文章語・雅語として使われやすい。宗教・伝奇の文脈や、卓越した技量をたとえる比喩表現として用いられる。

例文

  • 伝説では、その高僧は神通自在の力で一瞬にして遠国へ赴いたという。
  • 仏典には、如来が神通自在に衆生を救済する姿が説かれている。
  • 彼は長年の修練によって、筆を神通自在に操る境地に達した。
  • 名匠の手にかかると、硬い金属さえ神通自在に形を変えていく。
  • この小説の主人公は神通自在の術を得て、乱世を旅する。

類義語

  • 自由自在
  • 融通無碍
  • 縦横無尽

対義語

  • 不自由
  • 束縛
  • 思うに任せない

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