神機妙算
読み方
しんき みょうさん意味
人知を超えるほどすぐれた機略と、非常に巧みな計画・計算のこと。まるで神のように先を見通した、見事で抜け目のない作戦や判断をほめていう語。軍事だけでなく、政治・経営・勝負事などにも広く使われる。由来
中国由来の成語です。「神機」は神のように不思議で鋭い機略、「妙算」は巧みですぐれた計略の意。正確な初出は不詳ですが、少なくとも明代(1368〜1644年)頃までには、中国で名軍師や巧みな策をたたえる表現として定着していたと考えられます。日本には漢籍の受容を通じて伝わりました。備考
やや文語的で硬い響きがあり、日常会話より文章や評論で使われやすい語です。軍事のほか、将棋・囲碁・経営など、先を読む巧みな策をほめる場面にも使えます。例文
- 彼の神機妙算によって、劣勢だった試合を見事に逆転した。
- 社長の神機妙算が、新規事業を短期間で軌道に乗せた。
- 敵の動きを先読みするその神機妙算ぶりに、味方も驚きを隠せなかった。
- 歴史小説では、軍師が神機妙算をめぐらして城を無血開城させる。
- あの一手は偶然ではなく、長年の経験に裏打ちされた神機妙算だった。
類義語
- 深謀遠慮
- 深慮遠謀
- 妙計奇策
- 神謀妙策
対義語
- 無策無謀
- 短慮軽率
- 軽挙妄動
- 行き当たりばったり