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社交辞令

読み方

しゃこう じれい

意味

人づきあいを円滑にするために述べる、儀礼的・形式的なあいさつやほめ言葉、誘い文句のこと。必ずしも本心とは限らず、その場の空気を保ったり、相手との関係を穏やかにしたりする目的で使われる。

由来

「社交」は人と交際すること、「辞令」は本来、儀礼的なことば・あいさつを指す語です。これらが結びついて、近代日本で社交文化が広がった明治後期〜大正期ごろに定着したと考えられます。明確な初出年は不詳です。

備考

相手の言葉を額面どおりに受け取らず、文脈や関係性で本気度を見極めるときによく使う。ビジネスや初対面の場で用いられやすいが、使いすぎると不誠実に見えることもある。

例文

  • 『今度ぜひお食事でも』と言われたが、社交辞令だろうと思って深追いしなかった。
  • 彼の『素晴らしい企画ですね』という言葉が社交辞令なのか本心なのか、判断に迷った。
  • 初対面の場では、ある程度の社交辞令も円滑な人間関係には必要だ。
  • その誘いを真に受けたら、あとでただの社交辞令だったと分かって気まずくなった。
  • 取引先への年末のあいさつが、単なる社交辞令で終わらないように心を込めて話した。

類義語

  • お世辞
  • 儀礼的な挨拶
  • 建前

対義語

  • 本音
  • 率直な発言
  • 腹蔵ない言葉

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