碧落一洗
読み方
へきらく いっせん意味
雨や雲がすっかり去り、青空が洗い清められたように澄みきっていることを表す四字熟語です。主に雨上がりの明るく清らかな空模様をいうほか、比喩的に、気分や状況のわだかまりが一掃されてすっきりすることにも使われます。由来
「碧落」は中国古典で天・青空を意味する語で、少なくとも六朝~唐代には用例が見られます。「一洗」は「すっかり洗い清める」という意味です。これらが結び付いて、雨後の空が洗われたように澄む情景を表す漢語的表現になりました。四字熟語としての明確な初出年は不詳です。備考
主に文章語・文学的表現です。日常会話では「快晴」「雨上がりの澄んだ空」などと言い換えることが多く、自然描写のほか比喩的にも用いられます。例文
- 台風が過ぎ去った翌朝、碧落一洗の空が町いっぱいに広がった。
- 昨夜の激しい雨がうそのように、山頂では碧落一洗の景色が見られた。
- 運動会当日は碧落一洗の好天に恵まれ、絶好の日和となった。
- 長く続いた誤解が解け、胸の内まで碧落一洗の思いがした。
- 紀行文には、『豪雨の翌朝、湖畔は碧落一洗、遠くの峰まで鮮やかに見えた』と記されている。
類義語
- 万里無雲
- 青天白日
- 秋高気爽
対義語
- 曇天
- 暗雲低迷
- 風雨晦冥