研鑽努力
読み方
けんさん どりょく意味
学問・技芸・仕事などで自分の能力や知識を高めるために、時間をかけて真剣に学び、工夫し、努力を重ねること。「研鑽」は磨いて深める意、「努力」は目的達成のため力を尽くす意で、合わせて自己向上のための継続的な精進を表す。由来
「研鑽」は古く中国の語で、石や金属を“研ぐ・鑽(うが)つ”ことから、学問や技芸を磨く比喩として用いられた(出典・成立年代は特定困難)。「努力」は仏典由来の語として古くから漢語に見られ、日本でも近世以降に一般化したとされる。両語を並べた「研鑽努力」は、近代以降の日本語で“自己研磨と奮励”を強調する表現として定着した(厳密な初出年は不詳)。備考
やや硬い書き言葉で、挨拶文・推薦文・社是などで多用。「研鑽」は単独でも使うが、重ね言葉にならないよう文脈に配慮するとよい。例文
- 研究者として研鑽努力を重ね、ようやく論文が認められた。
- 彼の成功は才能だけでなく、地道な研鑽努力の賜物だ。
- 部員一人ひとりが研鑽努力し、全国大会出場を目指す。
- 研鑽努力を怠らず、日々の練習で弱点を克服した。
- 会社は社員の研鑽努力を支えるため、研修制度を拡充した。
類義語
- 刻苦勉励(こっくべんれい)
- 精励恪勤(せいれいかっきん)
- 日進月歩(にっしんげっぽ)
- 不断努力(ふだんどりょく)
対義語
- 怠惰放縦(たいだほうじゅう)
- 自暴自棄(じぼうじき)
- 放蕩無頼(ほうとうぶらい)