知者不惑
読み方
ちしゃふわく
意味
知恵のある人は道理をわきまえ、物事に迷ったり疑ったりして心が乱れないということ。
由来
『論語』(為政篇)「知者不惑」に由来する。孔子が人の到達段階を述べた文脈(「三十而立、四十而不惑…」)の一部で、成立年代は春秋時代末〜戦国時代頃(正確な年は不明)。
備考
主に漢文由来の格言として硬い文章で用いる。「不惑」は「迷わない」の意で「四十にして惑わず」と関連して語られやすい。
例文
- 経験を積んだ彼は、知者不惑の境地でどんな噂にも動じない。
- 市場が荒れても、知者不惑の姿勢で長期の方針を守った。
- 師は知者不惑を説き、まず事実を確かめよと諭した。
- 感情に流されず判断するのが知者不惑というものだ。
- 迷いが消えるまで学び続け、知者不惑を目指した。
類義語
- 博学多才
- 聡明叡知
- 明哲保身
対義語
- 疑心暗鬼
- 優柔不断