知恵才覚
読み方
ちえ さいかく意味
物事をよく理解し工夫して解決する「知恵」と、生まれつきまたは鍛えて身につけた才能・気転・手腕といった「才覚」をあわせた語。状況判断のうまさ、発想力、処理能力など、頭の働きの良さや才知が豊かなことをいう。由来
「知恵」は仏教語・漢語として古くから用いられ(日本では奈良〜平安期以降の文献にも見える)、物事の道理を見抜く智慧を指す。「才覚」は近世以降に「才」と「覚(はたらき・さとり)」が結びつき、才知や世渡りの手腕の意で広まったとされる。四字熟語としての成立年代は特定しにくく、正確な年・成立時期は不明。備考
日常会話では「知恵と才覚」と言い換えることも多い。評価語として使われやすいが、文脈により「小利口さ」や「世渡りのうまさ」を含む場合もある。例文
- 彼は知恵才覚に富み、難題でも短時間で解決策を示す。
- 知恵才覚だけに頼らず、経験と努力で裏づけを取るべきだ。
- 商いは知恵才覚がものを言うが、誠実さがなければ続かない。
- 知恵才覚のある人材を登用して、組織の停滞を打破した。
- 彼女の知恵才覚は抜群で、交渉の場でも機転よく切り返す。
類義語
- 才智英邁
- 機知頓才
- 才知兼備
- 才気煥発
対義語
- 無知蒙昧
- 愚鈍魯鈍