知勇兼備
読み方
ちゆう けんび意味
知恵(知識・判断力)と勇気(決断して実行する胆力)をあわせ持ち、人物としての資質が整っていること。頭が切れるだけでなく、いざという時に恐れず行動できるさまをほめていう。由来
中国古典由来の四字熟語で、「知」と「勇」を兼ね備えることを徳目として称えた表現に基づくとされる。特定の典拠や成立年(何世紀ごろの文献に初出か)は諸説あり、明確には特定しにくい。日本では漢籍の受容以降(おおむね中世〜近世)に教養語として定着したと考えられる。備考
人物評価の褒め言葉として用いる。日常会話より文章・演説・評伝などやや硬い場面に多い。「知勇」を備えるという倫理的理想の含みがある。例文
- 彼は冷静な分析力と決断力を併せ持つ知勇兼備のリーダーだ。
- 知勇兼備の将を得れば、組織は困難にも屈しない。
- 知勇兼備を理想に掲げ、学びと行動の両方を磨いてきた。
- 非常時に的確な判断と勇敢な行動を見せ、知勇兼備ぶりが際立った。
- 知勇兼備と評される一方で、慎重さを欠くと勇み足になることもある。
類義語
- 才徳兼備
- 文武両道
- 知仁勇兼備
- 知勇双全
対義語
- 無知無謀
- 有勇無謀
- 優柔不断
- 臆病風