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盤根錯節

読み方

ばんこん さくせつ

意味

物事の事情や利害関係が複雑に入り組み、処理や解決が非常に難しいこと。また、そのような難局に直面してはじめて、人の力量や真価が試されることもいう。組織運営、政治、交渉、人間関係などの複雑な局面に使われる。

由来

中国の歴史書『後漢書』虞詡伝(南朝宋・5世紀前半ごろ成立)に由来する。「盤根錯節に遇わずんば、何を以て利器を別たん」という趣旨の句から生まれた。絡み合った木の根や節は鋭い道具でなければ断てないことから、複雑な難局によって有能な人物や手腕の優劣が明らかになる意となった。

備考

中国古典由来のやや硬い書き言葉。単に「複雑」というだけでなく、利害や事情が絡み合って解決しにくい難局を強調する。人の力量が試されるという含みで使うこともある。

例文

  • 新社長は、長年の利害が絡む盤根錯節の組織改革に着手した。
  • この問題は法務・財務・人事が絡み合う盤根錯節の案件で、簡単には結論が出ない。
  • 盤根錯節の局面でこそ、指導者の真価が問われる。
  • 再開発計画は住民、行政、企業の思惑が交錯し、まさに盤根錯節の様相を呈している。
  • 彼は盤根錯節の人間関係を一つずつ整理し、崩れかけたチームを立て直した。

類義語

  • 千頭万緒
  • 錯綜複雑
  • 複雑多岐

対義語

  • 単純明快
  • 簡明平易
  • 平穏無事

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