皮相浅薄
読み方
ひそう せんぱく意味
物事の表面だけを見ていて、考えや理解がきわめて浅く、内容に乏しいこと。人の意見・判断・批評などが、本質に届かず、うわべだけで軽々しいさまを表す。由来
「皮相」は物事のうわべ・表面だけを見ること、「浅薄」は考えや知識が浅く薄いことを意味する漢語。この二語を重ねて意味を強めた四字熟語で、中国古典由来の漢語表現を背景にもつと考えられる。特定の典拠や正確な初出年は不詳。備考
やや硬い文章語で、批評・評論・認識の浅さを厳しく非難する際に使われる。人に直接向けると強い言い方になるため、会話では言い換えに配慮したい。例文
- その評論は流行をなぞっただけで、皮相浅薄な印象を免れない。
- 皮相浅薄な理解のまま制度を批判すると、本質を見失ってしまう。
- 会議では、数字の裏付けを欠く皮相浅薄な提案は採用されなかった。
- SNSの断片的な情報だけで他人を判断するのは、あまりに皮相浅薄だ。
- 若い頃の自分の議論がいかに皮相浅薄であったかを、後になって痛感した。
類義語
- 皮相的
- 表面的
- 浅はか
- 軽薄
- 浮薄
対義語
- 深思熟慮
- 深謀遠慮
- 遠謀深慮
- 老成円熟