百花斉放
読み方
ひゃっか せいほう意味
多くの花がいっせいに咲くこと。転じて、芸術・学問・思想などで、さまざまな立場や表現が自由に現れ、活発に発展することをいう。多様な才能や作品が並び立って栄える華やかな状態を表す。由来
中国語に由来する表現で、現代では1956年(昭和31年)ごろに毛沢東が掲げたスローガン「百花斉放・百家争鳴」によって広く知られるようになった。字義は「多くの花が一斉に咲くこと」で、そこから学問・芸術・思想が自由に発展する意へ広がった。備考
中国由来の語で、単独でも使うが「百花斉放・百家争鳴」の形で言及されることが多い。日常会話より、評論・報道・文章語で使われやすい。例文
- 戦後の文芸界は、新しい作家たちが次々に登場し、まさに百花斉放の様相を呈していた。
- この展覧会には多様な作風の作品が集まり、百花斉放という言葉がふさわしい。
- インターネットの普及によって、個人の表現活動が百花斉放の時代に入った。
- その都市では小劇場文化が根づき、若手劇団が百花斉放の勢いで活躍している。
- 学会が健全であるためには、異なる立場の研究が百花斉放する環境が必要だ。
類義語
- 百花繚乱
- 百家争鳴
- 多種多様
- 千紫万紅
対義語
- 千篇一律
- 画一化
- 言論統制