白紙撤回
読み方
はくし てっかい意味
いったん決めたり発表したりした計画・方針・提案などを、最初からなかったことにして全面的に取りやめること。単なる修正ではなく、出発点に戻して再検討するという含みが強い。由来
「白紙」は文字どおり何も書かれていない紙から転じて、「未決定の状態・ゼロの状態に戻す」ことを表します。「撤回」は、いったん示した考えや決定を取り下げる意です。これらが結び付いた近代以降の語で、正確な初出年は不詳ですが、昭和期の新聞・政治報道で広く定着したと考えられます。備考
古典由来の故事成語というより、近現代の行政・報道で定着した四字語。政策・計画・人事などを全面的に取りやめる際に使い、一部修正には通常使わない。例文
- 市は住民の反対を受けて、新庁舎建設計画を白紙撤回した。
- 会社は世論の批判を受け、料金改定案の白紙撤回を発表した。
- 不備が見つかったため、採用人事は白紙撤回となった。
- 条件が大きく変わったので、契約締結の方針をいったん白紙撤回するべきだ。
- 住民団体は、安全性が確認されるまで再開発計画の白紙撤回を求めている。
類義語
- 撤回
- 取り下げ
- 白紙に戻す
- 全面撤回
対義語
- 断行
- 実行
- 堅持
- 推進