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異体同心

読み方

いたい どうしん

意味

人それぞれ立場や個性、身体は異なっていても、心や目的は一つであること。特に、複数の人が同じ志を持って力を合わせ、固く結びついて行動することをいう。

由来

鎌倉時代の仏教語として知られ、日蓮の御書『異体同心事』に見える表現とされる。成立は13世紀後半、建治元年(1275年)ごろとされることが多い。「異体」は別々の身体・立場、「同心」は心を一つにする意。

備考

主に文章語で、やや硬い表現。宗教・歴史・組織論で使われることが多いが、現代では「立場が違っても目的を共有して協力する」の意でも広く用いられる。

例文

  • 部門は違っていても、会社全体の目標に向かって異体同心で取り組むことが大切だ。
  • 災害復旧の現場では、行政と住民が異体同心となって支え合った。
  • 異体同心の精神があれば、小さなチームでも大きな成果を上げられる。
  • 選手と監督、そして応援する人々が異体同心で戦った結果、優勝をつかんだ。
  • 意見の違いを残しつつも、最終的には異体同心で計画を前へ進めた。

類義語

  • 一致団結
  • 同心協力
  • 戮力協心

対義語

  • 同体異心
  • 離心離反
  • 四分五裂

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