画餅充飢
読み方
がべい じゅうき意味
絵に描いた餅で飢えを満たそうとする、という意味から、実際には役に立たない計画・理論・空想で一時しのぎの慰めを得ること。見た目や考えだけは立派でも、現実の問題解決や実益にはならないことをいう。由来
中国の故事に由来する語。三国時代・魏の明帝(在位226〜239年)が人材登用について、評判だけで選ぶのは「地に餅を描くようなもので食べられない」と述べた話が『三国志』魏書・盧毓伝などに見える。「画餅」は絵に描いた餅、「充飢」は飢えを満たす意。備考
「絵に描いた餅」とほぼ同義だが、より漢文調で硬い表現。日常会話より評論・文章語で用いられることが多い。例文
- どれほど壮大な事業計画でも、資金と人員の裏づけがなければ画餅充飢にすぎない。
- 彼の提案は理想的に聞こえるが、実行手順がなく画餅充飢だと批判された。
- 資料だけを美しく整えても、顧客の課題を解決できなければ画餅充飢である。
- 将来の利益を夢見るだけで今日の赤字対策を怠るのは、まさに画餅充飢というものだ。
- 制度を作っただけで運用しないなら、改革は画餅充飢に終わってしまう。
類義語
- 絵に描いた餅
- 画餅
- 机上の空論
- 空理空論
- 望梅止渇
対義語
- 実事求是
- 有言実行
- 実践躬行
- 名実相伴う