画竜点睛
読み方
がりょうてんせい
意味
物事の最後の重要な仕上げ。わずかな手直しで全体が引き立ち、完成度が決定的に高まること。
由来
中国・南朝梁の伝説(張僧繇が寺の壁に竜を描き、最後に目を入れると竜が飛び去ったという話)に由来。日本へは漢籍を通じて伝来。成立年代は不詳。
備考
「点睛」は“ひとみを点じる”意。最後の仕上げを強調するが、そこが欠けると台無しという含みでも使う。文章・作品・計画など幅広く用いる。
例文
- この結論の一文が、論文全体の画竜点睛となった。
- プレゼン資料はほぼ完成だが、冒頭の一枚が画竜点睛になる。
- 味は十分だが、最後に香りづけをすると画竜点睛だ。
- デザインに余白を足しただけで、画竜点睛の効果が出た。
- 彼の一言が会議の議論に画竜点睛を与え、全員が納得した。
類義語
- 最後の仕上げ
- 仕上げの一筆
- 決定打
- 締めくくり
対義語
- 蛇足
- 無用
- 本末転倒