現状維持
読み方
げんじょう いじ意味
今ある状態や仕組み、方針などを変えず、そのまま保つこと。新しいことを始めたり改革したりせず、現在の水準・体制・条件を続けるという意味で、政治・経営・人間関係など幅広い場面で使われる。由来
「現状」と「維持」を組み合わせた漢語で、近代以降に一般化した語と考えられる。西洋語の“status quo”やその維持を表す文脈とも結びつき、明治後期〜大正期ごろには政治・経済分野で広く使われるようになったとみられる。正確な初出年は不詳。備考
政策・経営・人間関係など幅広く使う語。中立的にも使えるが、文脈によっては「変化を避ける」「消極的だ」という批判的な響きを帯びることがある。例文
- 会社は大きな投資を避け、今年度は現状維持の方針を取った。
- 物価が上がっているのに給料が現状維持では、生活はますます苦しくなる。
- 会議では、制度改革を進める案と現状維持の案が激しく対立した。
- 安全性が確認されるまで、設備の運用は現状維持とすることになった。
- 二人は関係を急いで変えず、しばらくは現状維持でいこうと話し合った。
類義語
- 現状保持
- 踏襲
- 従来どおり
対義語
- 現状打破
- 変革
- 刷新