率先垂範
読み方
そっせん すいはん意味
自ら人の先に立って行動し、手本や模範を示すこと。特に、上に立つ者や指導者が、言葉で命じるだけでなく、自分が先に実践して周囲を導く姿勢をいう。由来
「率先」は人に先んじて行うこと、「垂範」は模範を示すことを意味する漢語です。これら二語が結びついて、「自ら先頭に立ち、手本を示す」という意味の四字熟語になりました。個々の語の源流は中国古典にさかのぼりますが、「率先垂範」という形での成立時期は不詳です。日本では近代以降、官庁・軍隊・企業などで広く定着したと考えられます。備考
主に職場・組織・教育現場で、上に立つ人の望ましい行動を表す語。肯定的に使われることが多いが、実践が伴わない相手への皮肉として使われる場合もある。例文
- 新任の部長は、働き方改革を掲げるだけでなく、自ら定時退社を実践して率先垂範した。
- 教師は生徒に礼儀を求める前に、日々のあいさつで率先垂範することが大切だ。
- 災害対応では、自治体の幹部が現場で率先垂範する姿勢が職員の士気を高める。
- キャプテンが誰よりも厳しい練習に取り組み、率先垂範してチームをまとめた。
- コンプライアンスを徹底するには、経営陣の率先垂範が欠かせない。
類義語
- 先頭に立つ
- 身をもって示す
- 躬行実践
- 陣頭指揮
対義語
- 傍観袖手
- 坐視傍観
- 人任せ
- 無責任