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独立独歩

読み方

どくりつ どっぽ

意味

他人や周囲に頼ったり、流行や権威に迎合したりせず、自分の考え・力・やり方で進むこと。個人にも組織にも使え、独自性を保って自立して行動する姿勢を表す。単なる孤立ではなく、自主性や信念の強さを含んで使われることが多い。

由来

「独立」と「独歩」を重ねて、自分の力でひとり歩む姿勢を強調した語です。「独歩」自体は漢語として古くからあり、「独歩天下」のように“ひとり抜きんでる・ひとり歩む”意をもちます。現在の四字熟語「独立独歩」は、近代日本で「独立」が広く使われるようになった明治期(1868〜1912年、19世紀後半)にはすでに用例が見られるとされますが、厳密な初出ははっきりしません。

備考

人だけでなく、企業・団体・国家の方針にも使う。多くは肯定的な語だが、文脈によっては「協調性に欠ける」「孤立しやすい」という含みを帯びることもある。

例文

  • 彼は上司に迎合せず、独立独歩の姿勢で研究を続けている。
  • その出版社は大手資本に頼らず、独立独歩の経営を貫いてきた。
  • 祖父は若い頃から独立独歩を信条として生きてきた人だ。
  • 流行に流されない彼女の独立独歩の作風は、多くの読者を惹きつけている。
  • 地方の小さな工房が独立独歩で海外市場に挑む姿は頼もしい。

類義語

  • 自主独立
  • 不羈独立
  • 独往独来
  • 我が道を行く

対義語

  • 付和雷同
  • 他力本願
  • 右顧左眄
  • 横並び主義

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