犬馬之労
読み方
けんば の ろう意味
主君・上司・恩人などのために、犬や馬のように労を惜しまず働くこと。多くは「犬馬之労を尽くす」の形で、自分の奉仕や努力をへりくだっていう表現。由来
古代中国で、犬や馬が人に仕えて働く身近な家畜であったことに由来する。臣下が君主に尽くすことをへりくだっていう漢籍由来の語で、正確な初出年は不明だが、漢代以降の文章に見られる表現とされ、日本には漢籍受容を通じて伝わった。備考
非常に改まった謙譲表現で、現代の日常会話ではまれ。目上への忠誠・奉仕を述べる文脈で用いられる。例文
- 恩師の研究を支えるためなら、犬馬之労を尽くす覚悟です。
- 社長のご期待に応えられるよう、犬馬之労を惜しみません。
- 国の復興のために犬馬之労を尽くした人々を忘れてはならない。
- 彼は若いころから師匠に仕え、犬馬之労をもって修業を支えた。
- 微力ながら、皆様の成功のために犬馬之労を尽くす所存です。
類義語
- 犬馬の労
- 粉骨砕身
- 献身奉仕
- 奉公尽力
- 尽忠報国
対義語
- 無為徒食
- 怠惰懈怠
- 不忠不義