牽強付会
読み方
けんきょう ふかい意味
道理に合わないことを、無理に理屈をつけて結びつけ、自分に都合よく説明すること。十分な根拠がないのに関連があるように見せかけたり、ある説を成り立たせるために苦しい解釈をしたりする場合にいう。由来
中国古典に由来する漢語表現です。正確な初出は断定しにくいものの、少なくとも宋代(10~13世紀)の中国文献には「牽強附会/付会」の形で見られます。「牽強」は無理に引き寄せること、「付会」は本来関係の薄い事柄を結び付けることを指し、合わせて『無理なこじつけ』の意味になりました。日本へは漢籍の受容を通じて伝わりました。備考
相手の説・解釈・説明を「無理なこじつけだ」と批判するときに使う、強いマイナス評価の語です。表記は「牽強附会」とすることもあります。例文
- その評論は資料の一部だけを取り上げた牽強付会な議論だ。
- 結果を先に決めてから理由を探すのは、牽強付会と言われても仕方がない。
- 古い伝承を現代の事件に結びつけるのは、やや牽強付会ではないか。
- 彼の説明は巧みだったが、聞けば聞くほど牽強付会に思えてきた。
- 研究では、自説に都合のよい事実だけを集める牽強付会を避けなければならない。
類義語
- こじつけ
- 我田引水
- 穿鑿付会
- 強弁
- 曲解
対義語
- 理路整然
- 首尾一貫
- 筋道立った説明