牛歩戦術
読み方
ぎゅうほせんじゅつ
意味
わざと議事や交渉の進行を遅らせ、審議の時間切れや相手の疲弊を狙うやり方。国会などで用いられる遅延・引き延ばしの戦術。
由来
「牛歩(牛の歩みのように遅いこと)」から転じ、議事進行を意図的に遅らせる「戦術」を指す語。国会運営など政治の文脈で定着したが、成立時期の厳密な年代は不明。
備考
主に国会・議会の文脈で使う語。比喩的に交渉や会議にも用いるが、意図的な遅延という否定的含みが強い。
例文
- 野党は採決を遅らせるため、牛歩戦術で本会議を長引かせた。
- 牛歩戦術が続き、会期末までに法案の審議が間に合わなかった。
- 委員会では牛歩戦術だけでなく、長時間の質疑も組み合わせて時間を稼いだ。
- 会社の交渉でも、相手が牛歩戦術に出ると決着が遠のく。
- 牛歩戦術は有権者の反発を招くこともあるため、使いどころが難しい。
類義語
- 時間稼ぎ
- 引き延ばし
- 遅延戦術
- 議事妨害
- サボタージュ
対義語
- 電光石火
- 迅速果断
- 即断即決