熙熙攘攘
読み方
きき じょうじょう意味
多くの人が集まり、行き来して、たいへんにぎやかで混み合っているさま。市場・祭り・繁華街・交通の要所など、人や物の動きが盛んで活気がある一方、やや騒がしく雑然としている様子にもいう。由来
中国の古典に由来する語。『史記』貨殖列伝に見える「天下熙熙として皆利のために来たり、天下攘攘として皆利のために往く」に基づくとされる。『史記』は前漢時代、司馬遷により紀元前1世紀ごろ(紀元前91年ごろまで)に成立した史書。備考
「熙々攘々」と表記されることも多い。文章語・硬い表現で、日常会話では「にぎやか」「ごった返す」などが一般的。例文
- 祭りの日の駅前は熙熙攘攘として、歩くのも難しいほどだった。
- 朝の市場は競りの声や客の呼び声が飛び交い、熙熙攘攘の活気に満ちていた。
- 開港当時の港町は、商人や旅人で熙熙攘攘たるにぎわいを見せたという。
- 観光シーズンの参道は熙熙攘攘として、土産物店の前にも長い列ができていた。
- 彼は熙熙攘攘の都会を離れ、静かな山里で暮らすことを選んだ。
類義語
- 雑踏
- 喧騒
- 殷賑
- 繁華雑踏
- 人山人海
- 人馬雑沓
対義語
- 閑散
- 寂寥
- 静寂
- 門前雀羅
- 閑散寂寞