焦眉之急
読み方
しょうび の きゅう意味
眉が焼けるほど目前に危険や問題が迫っていて、一刻の猶予も許されない差し迫った事態や急務をいう。多くの課題の中でも、とくに最優先で対処すべきことに使う。由来
中国古典に由来する漢語で、眉が焦げるほど火が目の前に迫るという比喩から生まれた表現。遅くとも唐代(7世紀ごろ)までには同系の表現が見られるが、正確な初出には諸説ある。日本には漢文訓読を通じて伝わり、緊急の課題を表す語として定着した。備考
現代日本語では「焦眉の急」と書くことも多い。やや硬い文章語で、個人の事情にも社会問題にも使えるが、軽い用事にはあまり用いない。例文
- 資金繰りの改善は、今の会社にとって焦眉之急だ。
- 被災地では、飲料水と医薬品の確保が焦眉之急となっている。
- 少子高齢化への対応は、多くの地方自治体にとって焦眉之急である。
- 連休前に起きたサーバー障害の復旧は、私たちの部署の焦眉之急だった。
- 彼にとっては旅行の計画より、まず家賃を払うことが焦眉之急だった。
類義語
- 喫緊の課題
- 急務
- 差し迫った問題
- 刻不容緩
- 危急存亡
対義語
- 不急不要
- 悠々閑々
- 余裕綽々
- 平穏無事